三遠南信 浜松旅と文化の会

 秋葉街道を歩く

塩の道、信仰の道、
歴史の秘話に彩られた道「秋葉街道」。

 太平洋から日本海へ、1995年7月29日、「浜松旅と文化の会」のメンバーは、中田島海岸に第一歩を印した。初日は夏の暑さを避けてナイトウォークで、天竜市西鹿島まで歩いた。歩こう会のメンバーは、みんな仕事を持っているので、通しで歩くわけにはいかない。8月にそこから秋葉ダムまで足を延ばす。まさに尺取り虫のような歩みである。

  10月、雲名で秋葉街道に合流する。秋葉街道は相良町を基点として、秋葉山を経て天竜川筋の雲名に出る。西渡から天竜川と別れ水窪川沿いを行き、水窪にたどりつく。水窪の本町を抜ける旧秋葉街道は、軒のひしめく坂道だった。街道というには、狭すぎないか。この小さな街に、宿場町の面影を残す古い旅館が四軒もあった。 

  11月、光満ちる遠江とみすずかる信濃との国境の青崩峠に立つ。

…つづく


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