Cine-Choise


ぼくは歩いてゆく  1998年・イラン

 「明日があるなら明日も歩く。生きているなら、生きる道を歩く。ただそれだけ。」イランに生きる九歳の少年ファルハード君からのメッセージである。 親の身勝手な理由で、生まれた時から戸籍を持っていないファルハードは、そのために学校にも行けず、働くこともままならない。


ストレート・ストーリー  1999年・アメリカ 

 まっすぐな道を時速8キロのトラクターで旅する。まっすぐな物語という題はそこからきている。
 10年来仲違いしていた兄が病気で倒れたと聞いて、アルヴィンはアイオワからウィスコンシンまで560kmの道のりをトラクターで会いに行く。 6週間の旅を描くロードムービーだ。道はまっすぐだが、73歳の彼には、決してまっすぐとはいえない辛い思いか゛秘められているようだ。 遠くの道を見やる彼の澄んだ瞳は、人生に洗われてきたことを物語る。


...つづく

 (浜松シネマ・シンドローム・田中久仁一)


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